こんんちは。
冬到来。毎日寒い日が続きますね。
本日は和装結婚式の際の花嫁さんの5点セットのご紹介です。
花嫁の5点セットとは
・筥迫（はこせこ）
・懐剣（かいけん）
・抱え帯
・丸ぐけ帯締め
・未広
の5点セットです。
筥迫 は武家の女子の身だしなみ用として胸元に差し込んでいた小さな化粧小物入れ。
当時は懐紙、鏡、紅、お香、お守りなどを入れていたそうです。
身だしなみに気をつけていつまでも美しくという意味合いが有るそうです。
懐剣 武家の女子の護身用として持っていた短剣。
剣は古くから神の宿る物として神聖視され魔除けのお守りとして
自分の身は自分で守るという意味合いが有ります。
抱え帯 帯の下に結ぶ細い帯のこと。
和装では身分の高いお家の女性は長い裾を下し引きずって歩くのが当たり前。
着物の裾をたくし上げた時裾を押さえるために用いた帯のことです。
現在は装飾品として使用。
丸ぐけ帯締め 帯締めのことで、丸い形は円満を表す縁起のの良い形。
帯の上から結んで固定する紐のことです。
ご婚礼衣装では丸ぐけタイプで永遠に続く幸せを表しています。
未広 は扇子のこと。
末広がりで有ることから縁起が良いと言われています。
和装花嫁様はちょっと昔を思いながらお支度をお楽しみください。
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