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筥迫の儀式

東京 2019.02.17

[筥迫とは…]

和服の装飾品で、女性用の紙入れの一種。昔は厚手の色紙を折って、その間に櫛は笄などを挟んで懐中にしたが江戸時代に広く流行するに及んで華麗な織布が使われるようになった。また袋物としてよりも女性の正装の際に欠かせない装飾品となり、その頃から筥迫と呼ばれるようになった。現在では七五三の女児や婚礼の際の和装の花嫁などの装飾品となっている。

 

 

[筥迫の儀]

「いつも女性として強くありなさい」「幸せな家族を築けるように…」との想いを込めて、お手紙やお守りを入れた筥迫を母親が花嫁の胸元に差し込む儀式です。挙式の入場前にゲストに見守られながら筥迫の儀を行います。永遠の幸せを願う母親の想いを娘に継承することのできる儀式です。

 

[人前式にて]

神前式の場合は神事の流れが神社毎に決まっています。人前式の場合は決まった流れはなくお二人で自由に進行を組み立てることができます。そのため、人前式に筥迫の儀を取り入れてみてはいかがでしょうか。母親は娘が嫁いで行くことを実感し自身の子離れを感じます。花嫁は両親が今まで育ててくれたおかげで新郎と出会い、縁があって結婚し今この場にいるんだ、と両親に対する感謝の気持ちと自分が親離れをして行くことを実感します。

 

[感謝と承認のある挙式]

新郎新婦が家族、親族、友人のおかげで今日のこの日を迎えられたと感謝をし、ゲストからお祝いとともに二人の結婚を承認していただくことができる挙式が和婚ネットの考える良い挙式です。和婚ネットではこの感謝と承認のある結婚式をお手伝いします。

 

[筥迫いろいろ]

こちらは柄のついた筥迫で、カードケースタイプになっています。お母様が書いた、娘への想いが積もった手紙をしたためて筥迫の儀に使用したり、挙式後は記念品としてちょっとした小物入れに使うこともできます。また、友禅染めの華やかな柄のものが多いので和装花嫁の胸元のアクセントにもなります。衣装合わせの際に、お母様と一緒に筥迫の柄選びをするのも楽しいのではないでしょうか。

 

 

 

 

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