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(東京・世田谷)
池尻の地元の方に大変愛されている神社。池尻大橋の駅よりすぐ、都会の真ん中にありながら、憩の場として心落ち着ける神社です。
家族中心の神前式にぴったりです。親族控室は、社務所内で、お待ち頂けます。新郎新婦様のお着替えは、社務所内の落ちつたお部屋をお借り致します。
アットホームな神前式は、池尻稲荷神社で。
池尻稲荷神社は、今から約360年前の明暦年間(江戸時代の初期)に旧池尻村・池沢村の両村の産土(うぶすな)神(かみ)として創建鎮座になったもので、それより村の共同生活と信仰の中心として現在に至りました。俗信仰としては、古くから「火伏せの稲荷」、「子育ての稲荷」として霊験あらたかと伝えられております。
当時は、大山街道(現在の旧道)のほとり常光院の片隅に勧請(かんじょう)されたもので、村民の信仰は勿論のこと、当時矢倉沢往還(現在の二子玉川方面道路)と津久井往来(現在の上町方面道路)の二つの街道からの人々が角屋・田中屋・信楽屋の三軒の茶屋(三軒茶屋の起源)で休憩して江戸入りする道筋にあり、また江戸から大山詣での人々が大坂(現在の旧山手通りと大橋の間の坂道)を下った道筋で道中の無事を願い、感謝する人々の信仰が篤かったと伝えられています。現在も遠方の崇敬者が多いのは当時からの御神徳のあらわれであります。
この神社の境内にある井戸は、「薬水の井戸」と云って古くからあり、現在は、境内本殿より東側の由緒書き掲示板の下に位置します。伝えによると、『京都の伏見稲荷大社の稲荷山に御鎮座の薬力明神の託宣により <神の道を信じ勤め、その病気の平癒を心に三度祈念し、神の道の薬として飲みほせば薬力明神の力により病気立ち所に快癒す>と伝えられています。』
〒154-0001 東京都世田谷区池尻2丁目34−15
駐車スペース:2台